国連プロジェクトサービス機関と日本政府が欧州ガザ病院に再生可能エネルギーを提供*

国連プロジェクトサービス機関(UNOPS)及び日本政府が欧州の病院に開設した太陽光発電システムにSMA製品 Sunny Tripowerシリーズが採用されました。

国連プロジェクトサービス機関 (UNOPS) と日本政府 (GoJ) は、欧州ガザ病院 (EGH) に新しく太陽光発電システムを開設しました。これは、保健省 (MoH) とパレスチナ資源エネルギー庁 (PENRA) の提携により完成したものです。

完成式典では、国連プロジェクトサービス機関と日本政府が、715 Kwpのハイブリッド太陽光発電システムが施工された欧州ガザ病院の設備の完成を発表しました。

合計1,608枚の太陽光パネルを設置して再生可能エネルギーを提供し、症状の重いガザのパレスチナ人患者に途切れることなく医療サービスを提供しています。本プロジェクトは2020年から2021年の2年間にわたり、国連プロジェクトサービス機関によって実施されました。

ガザ保健省副長官であるYousef Abu EL Reesh氏、欧州ガザ病院副院長であるEtehad Shubair氏、パレスチナ資源エネルギー庁の再生可能エネルギー部長であるAbu Al haj氏の出席のもと、対パレスチナ日本政府代表事務所の経済・開発局長である松井雅博氏と国連プロジェクトサービス機関のエルサレム室長である小林徳光氏が式典に参加しました。

式典では松井氏が、国連プロジェクトサービス機関、パレスチナ資源エネルギー庁、保健省に対し、この重要なプロジェクトへの尽力に深い感謝の意を表しました。「私たちの努力が、よりよい未来への希望を生み出すことを強調したいと思います。これに関連して、日本は、ガザにある３つの主要病院の1つである欧州ガザ病院 (EGH) の電力供給システムの再構築と強化を目的として、国連プロジェクトサービス機関に約1800万米ドルの追加助成金を提供しました」と述べています。

欧州ガザ病院はガザにある主要病院の1つと考えられており、燃料消費量は最も高くなっています。ガザ地区南部のハーン・ユーニスにある247床の病院で、従業員は約617名です。手術室が8室、集中治療室が3室あり、整形外科ケアとリハビリテーションサービスを提供しています。

また、COVID-19患者の治療センターにも指定されています。本プロジェクトは、欧州ガザ病院に太陽光発電システムを設置することでガザの電力供給システムを再構築し、強化することを目的としました。

「日本政府からの資金援助を通じて、国連プロジェクトサービス機関が、国連プロジェクトサービス機関が、この再生可能エネルギー源を供給することで電力供給を強化する重要なプロジェクトを完了できたことを嬉しく思います」と、国連プロジェクトサービス機関のエルサレム室長である小林徳光氏は述べています。「国連プロジェクトサービス機関は、パレスチナの医療システムの緊急のニーズに実りある対応をするために、パレスチナの日本をさらに支援する用意があります」と付け加えました。

製品について: https://www.sma-japan.com/products/solarinverters/sunny-tripower-25000tl-jp.html

* UNOPS and The Government of Japan provide renewable Energy to the European Gaza Hospital, Palestine News Network, 2021-12-17 http://english.pnn.ps/2021/12/17/unops-and-the-government-of-japan-provide-renewable-energy-to-the-european-gaza-hospital/