SMAの電力管理IoTプラットフォームennexOSが、サービスデザインとユーザーの使用感で、iFデザイン賞の金賞を受賞
2020年5月7日、ニーステタール – 電力を効率的に使えば、生活がより持続可能なものになり、そこから利益を得て、コストを節約することができます。SMAは、個人の顧客や太陽光発電の専門家に、家庭や企業のあらゆる電気の流れを監視・最適化するための革新的なデジタルソリューションを提供しています。その基盤となるのが、電力管理IoTプラットフォームennexOSです。これは、包括的でインテリジェントな電力管理を、よりユーザーが使いやすくするものです。このennexOSにより、SMAはサービスデザインの分野で有名なiFデザイン賞の金賞を受賞しました。
iFデザイン賞の審査員は、電力管理IoTプラットフォームのサービスデザイン(カッセルに拠点を置くコンサルタントchilli mindとの共同開発)について、特に全項目にわかりやすく簡潔なユーザーガイダンスが実装されていることを称賛しました。それ以外では、計器盤のレイアウトがわかりやすく、家庭や企業における電力の生産者と消費者の全情報が、いつでも参照できるようになっているという点で、ユーザーインターフェースが高く評価されています。このユーザーインターフェースなら、例えば電力消費のピークを特定し、回避することが容易になります。そのため、ユーザーは電力システムをいつでも最適化することができ、電力コストを節約することができるのです。また、ユーザーインターフェースのわかりやすいユーザーガイダンスは、ennexOSを基盤とするすべてのSMAアプリやポータルに、データをスムーズかつ迅速に転送することを可能にします。
電力システムの最適化―コストの節約
「電力管理IoTプラットフォームennexOSは、アプリやSMAポータルを介して暖房、エアコン、電力、流動性といった異なる電力部門を監視、制御、および接続することを可能にし、コストを節約することができます。」と、SMAのennexOSを担当するPlatform Product Manager、Andreas Struschは説明します。「ennexOSを基盤とするアプリケーションを使用すれば、ユーザーは電力収支を効率的に管理することができ、さらに新しいビジネスモデルから利益を得ることができます。そのためSMAは、今もこれからも、デジタル化されつながった電力の世界を、すべてのユーザーが最大限活用できるよう邁進していくのです。」
iFデザイン賞は、ハノーヴァーに拠点を置く、世界で最も歴史のある独立したデザイン賞選考機関、iF Forum Design GmbHから、毎年授与されるものです。この賞は世界で最も権威のあるデザイン賞の一つで、優れたデザインであることを示す象徴になります。2020年には、67回目の賞が贈られました。56カ国から合計7298の企業が、様々な分野の自社製品を選考に提出しました。そのうち1453社がiFデザイン賞を、75社がiFデザイン賞金賞を授与されました。
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