SMAのパワーコンディショナが太陽光発電農場であるCreacombe ソーラーファームに電力を供給
2020年6月2日、ミルトン・キーンズ発 ― 英国のFiT(Feed-in-Tariff: 固定価格買取制度)終了以来、最初のコミュニティ地上設置型太陽光発電農場が2019年12月に完成し、現在約6カ月間クリーンな太陽光発電に成功しています。Creacombe ソーラーファームは、Yealm Community Energyによる2つ目のコミュニティプロジェクトです。デボン州にあり、5つの行政区にサービスを提供しています。Creacombe ソーラーファームの容量は7.3MWpで、SMAのパワーコンディショナで発電すると約2,500世帯分相当の電力を発電し、年間推定3,100トンのCO2を抑制することになります。
7.3MWpでは、集中型またはストリングインバータのどちらで構築するかが必ずしも明確ではありませんが、幸いSunny Highpower PEAK3パワーコンディショナを用いて分散させ、双方の利益を得ることができます。SMAは、150kWのパワーコンディショナをこの規模のプロジェクトに特化して開発しており、柔軟性と現地のサービスプロバイダを利用する選択肢の点でストリングインバータの利点をすべて提供すると同時に、小型の集中型インバータの堅牢性も提供します。
EPC事業者であるGoldbeck Solarは、英国で最初の施工となるSMAの分散型PEAK3パワーコンディショナを使用する決断をしたとき、さらに画期的な一歩を踏み出しました。この構成では、DC結合ボックスを使用するため、DCケーブル価格が同じサイズのストリングインバータよりも手頃です。手頃さはそれだけではありません。PEAK3パワーコンディショナがMV変圧器の周りに集中しているためACケーブルが非常に短く、設備投資と収率損失をいずれも抑制できます。Goldbeck Solar InternationalのSales ManagerであるNevres Dabil氏は以下のように述べています。「SMAの新しいG99認証のPEAK3パワーコンディショナを中心としてCreacombe Solar Farmの構成を設計したことは当然の選択でした。」
SMA UKのSales DirectorであるJames Felsteadは次のように述べています。「PEAK3で分散することによって得られる柔軟性は、中規模から大規模な太陽光発電プロジェクトの構成を変更、改善して可能性を高め、補助金のない市場での大きな成果を上げています。また、英国で地上設置プロジェクトのスタートを見るのは素晴らしいことです。SMAはパワーコンディショナや現地でのエネルギー貯蔵技術やソリューションの改善にこれからも取り組んでいきます。」
Creacombe ソーラーファームは約10.9万㎡の土地に広がり、デザインには伝統的なデボンシャーの生垣を取り入れています。南デボンの「B-Line」内にあるミツバチの巣箱を含め、計画的生物多様性要素と隣り合わせであるため、視覚影響を最小限にしています。
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