ドバイのチョコレート工場、太陽光発電に切り替え

チョコレートと太陽の相性は、実際はよくありませんが、ドバイのLa Rondaチョコレート工場が、チョコレートと太陽の相性がとてもよいことを証明しています。現在、工場では太陽光発電でLa Ronda自慢の「チョコデーツ」を製造しています。目標は二酸化炭素排出量ゼロでチョコデーツを製造することです。

チョコレートの製造工程は、費用がかかりエネルギーを消費するものです。持続可能性の実践は、La Rondaのビジョンにおいて常に重要な役割を果たしてきました。このビジョンは、価値連鎖全体に関係し、経済的、社会的、環境的な懸念を調整します。すなわち、遺伝子組み換え原料を使わない、UTZ認証と公正取引認証チョコレート、現在の製造・貯蔵施設におけるエネルギー効率のよいLED照明、そして現在は気候中立の太陽光発電による電力供給などです。

持続可能性のさらなる取り組み

工場には1日当たり10～16グラムの大きさのチョコレートプラリネを5トン処理する能力があります。屋上に設置された総容量650キロワットピークの太陽光発電システムは、年間950メガワット時の太陽光発電を行い、エネルギー生産需要全体の約70%を賄っています。Sunny Tripower 25000TL-30を23台とSMA Cluster Controllerで、貴重な太陽光を100%、生産に活用しています。

eモビリティの活用

La Rondaは、eモビリティの世界的な動向を後押しすることも目指しています。将来的には自家用電気自動車のほか、取引先や来訪者も充電スタンドや太陽光駐車場を利用できるようにします。チョコデーツは、あらゆる点でサステナブルとなります。